| 3-3. 第三部 吉坂オフィス 白根×森(採用担当) |
|
森 /白根さん、最近、出社時間が、ヨーロッパタイムだそうで。
白根/下手すると、アメリカタイムです。 森 /あはは。さて、まず入社動機から伺っているのですが、アスキーハイテックラボというところから、中途入社でしたよね。ラボでは何を?そして、なぜBUGに? 白根/北大からアスキーハイテックラボに入社したんです。アスキーの西さんが北大に採用活動に来ていておもしろそうだなと思って。大学院の試験にも合格してたんですけど。 森 /ハイテックラボってどういうことをしていたんですか? 白根/バイオフィードバックというものですね。脳波を測定して、解析して、それで、外部の機器を操作しようという研究です。このころは、ハードの開発もしていました。 森 /東京にいたんですか? 白根/いえ。札幌です。ハイテックラボの研究部門は札幌にあったんです。僕を含めて正社員が4人とバイトが2人ですね。 森 /うちの社史にも登場するMacの伝道師、加畑さん含めてですね。 白根/実際は、加畑さんの研究をしている部門といった感じでした。好きなことができましたね。プログラミングは、いわゆるワンボードマイコンというのが高校生のころに出てきて、興味を持ちました。PC8001を触ったのが最初です。 森 /そこからBUGに転職したのはなぜですか? 白根/ハイテックラボがなくなったので・・。加畑さんも元々BUGにいたし、内田くんとは同じ研究室だったので。 森 /そうだったんですか。BUGに入ってきてからはどんな開発をしていましたか? 白根/入ってから半年ぐらいは、好きなことをしていました。
![]() 吉坂オフィス内の白根の自席 白根/そうですね。好きなことをやらせてくれました。昔はそういうところがあって。興味の赴くままに研究的なことをしていましたね。例えば、自分で使うエディタを改良してみたり、Postscriptのインタープリタをマネしたようなものを作ってみたり。でも、Postscriptで遊んでいたものは、後でMPSに応用しました。5,6年後ですが、Make Upという最後の出力データを作る演算部分に機能追加する形で。 森 /今も自由な雰囲気はありますが、本当に自由だったんですね。 白根/その後は、MPSのライブラリを開発していました。最初は、BUGがCPU基板も開発してIdrisというOSを載せていましたが、そのライブラリですね。
森 /MPSの後は何をされていましたか? 白根/開発リーダーは、ちょっと中静くんに譲って、個人的に興味を持ち始めていたLinuxとかFreeBSDとかの研究をしていました。90年代半ばぐらいだったと思います。それで、社内企画で、Linuxでインターネットラジオの開発をしました。 森 /懐かしいですね、ありましたね。試作機を横浜であったオーディオエキスポにも出展しましたね、覚えています。 白根/今、量販店に行ったら、同じようなインターネットラジオが売ってるんだよね。ちょっと早かったかなぁ。 森 /Macの開発が多いのですか? 白根/仕事では、Macintoshのアプリの開発が多いですね。最近だとフラッシュ関係の開発もしましたが。でも、今、個人的に興味があるのは、やっぱりLinuxなんです。 森 /Windowsは好きじゃない? 白根/ちょっと使いづらいですね。Linuxはやっぱりタダなのがいいでしょ(笑)。自宅に、バラックで組んであるのが4、5台、ノートが2、3台、車に1台、Linuxが動いてますよ。
森 /車もですか?そんなに、家で何してるんですか?? 白根/いやあ、ネットワーク関係の研究をすると、双方向だから2台は必要でしょ。あとは、新しいのとかが増えてって(笑)。車に乗っているのでは、音楽を聴いたり、GPSと連動させて現在地が分かるようになっていたり。 森 /ははは。Linuxスペシャリストですね。 白根/今プッシュしてるのが、組込みLinuxです。うちの組込み基板は、μITRONで動いてるでしょ。社内の研究プロジェクトで、ESPTにLinuxカーネルを移植しました。1人プロジェクトでしたけど。Linuxはマルチメディア系のプログラムがたくさんあるので、いいんです。軽さを求められるときはμITRONの方がいいですけどね。 森 /なんだか、興味がどんどんわいてきて研究しているって感じですね。年なんか関係ないですね。 白根/年は関係ないですね。むしろ、知識が増えているので逆に楽です。仕事の見通しもすぐにつくし、若いときと違って変な時間の使い方もしないですしね。 森 /面白い話、どうもありがとうございました! |
戻る |
Copyright 1996-2012 B.U.G., Inc. All rights reserved.