FAQ/よくあるご質問 Do4K

●ボードが認識されない [DoテロップDuo][Do4K]
Photoshop起動時に以下のように表示される
DoテロップDuo:「DoテロップDuo対応ボードが見つかりません。」
Do4K:「Do4K対応ボードが見つからないか、不足しています。」
このように表示される場合、ボードが認識されていません。
macOS High Sierra以降から、HDPro8x/HDProG2ソフトウェアのインストール時に、ユーザの認証が必要になりました。
認証の手順は「macOS High Sierra以降でのユーザ認証について」を参照してください。
インストール時に、認証手順に従って認証をしたにも関わらずボードが認識されない場合は、一度、HDPro8x/HDProG2ソフトウェアをアンインストールし、再度、インストールからやり直してください。
【注意】
インストール時にユーザ認証を行わずに30分以上放置するとユーザ認証の「許可」ボタンが表示されなくなります。その場合も一度、アンインストールし、再度、インストールからやり直すと、再び「認証」ボタンが表示されます。
●動作環境に関して
製品には何が含まれますか?
以下のハードウェアおよびソフトウェアとなります。
【ハードウェア】
・HDProG2 2台、基板間ケーブル1本、Thunderbolt拡張ボックス
【ソフトウェア】

・Do4K用入出力ボードドライバ(Mac用ドライバ)
・Do4K(Adobe Photoshop用テロップ処理プラグイン)
・Do4K Liteプラグイン(Adobe Photoshop用テロップ処理プラグイン)
・EIZOモニタ制御アプリ(EIZO color Edge CG319X 連携用アプリケーション)

ユーザが準備するものはありますか?
以下のハードウェアおよびソフトウェアが必要となります。
【ハードウェア】

・Mac
・Mac用のモニタ
・プレビュー用HDRモニタ
・接続に必要なケーブル

【ソフトウェア】
・Adobe Photoshop

※動作確認済みのハードウェアおよびソフトウェアについてはこちらでご確認ください。

動作確認済みの環境はどこで分かりますか?
動作確認済み環境をご確認ください。
●機能に関して
Do4Kを使うと何ができますか?
Adobe Photoshopで作成したテロップを、Adobe Photoshopから直接Fill/Key出力できます。静止画テロップとロールテロップが送出可能です。合成機能を使うことにより、スイッチャーを使わずに簡易テロップシステムを構築することもできます。
DSKとして使用できますか?(ボード上で入力信号と合成できますか?)
はい。入力信号に対して、テロップを合成して、合成映像を出力することができます。
入力信号のキャプチャはできますか?
できません。
リファレンス信号への同期は可能ですか?
はい。3値、BBのいずれの同期信号にもロックできます。同期の切り替えは、Do4Kのシステム設定ウィンドウで行います。
リファレンス信号に対しての出力信号の位相調整は可能ですか?
はい。1ピクセル単位での調整ができます。位相の調整は、付属アプリケーションの入出力ボードの設定アプリケーションを使って行います。
アクション登録はできますか?
はい。Do4Kの主要な操作をアクション登録することができます。
ショートカットキーの設定はできますか?
はい。Do4Kの操作をアクション登録し、そのアクションに対してショートカットキーを設定することができます。
GPIでのコントロールは可能ですか?
いいえ。GPIコントロールには対応しておりません。
●購入方法に関して
購入方法は?
販売パートナーの株式会社エルグベンチャーズからご購入いただけます。
価格は?
販売パートナーにお問い合わせください。
自社で取り引きしている販売パートナーから買えますか?
お取り引きしている販売パートナーにお問い合わせください。
●デモ依頼に関して
どこかで実機のデモを見ることはできますか?
個別に対応させていただきますので販売パートナーまでご相談ください。
デモに来てもらうことはできますか?
調整させていただきますので販売パートナーまでご連絡ください。
貸し出し機を借りられますか?
はい、モニタ以外の機材とソフトウェアを貸し出し可能です。お客様の方でモニタと映像ソースをご用意いただければすぐにお試しいただけます。なお、日程等の調整につきましては販売パートナーまでご相談ください。
●サポートに関して
サポート体制はどのようになっていますか?
Do4K用入出力ボードの購入より1年間の無償修理と製品全般に関する3カ月間のお問い合わせ対応をいたします。さらに有償で4カ月目以降のお問い合わせ対応、ボード故障時の代替品提供、バージョンアップ版ソフトウェア提供を行う「Do4K安心パック」を用意しています。詳細は、こちら
購入時にDoテロップDuo安心パックに入らずに、後日加入することはできますか?
購入費用に初年度のDo4K安心パック費用が含まれています。一度更新が切れた場合、後日再加入はできません。
新バージョンのソフトウェアはどのような方法でもらえますか?
Do4K安心パックにご加入いただいている場合は、ご希望の方に新バージョンのソフトウェアを無償でお送りいたします。販売パートナーまでお問い合わせください。Do4K安心パックにご加入いただいていない場合は、あらためてソフトウェアをご購入いただく必要があります。
●ライセンス登録に関して
ライセンス登録とは何ですか?
Do4Kソフトウェアを使用するには、必ずライセンス登録が必要となります。ライセンス登録は、お客様の使用しているソフトウェアが正規品であることを確認し、サポートなどを行うための仕組みです。
ライセンス登録を行うにはどうすればよいですか?
購入時に販売パートナーがライセンス登録を行います。
Macを交換しました。ライセンスキーはそのまま使用できますか?
Mac本体が変わるとライセンスキーも変わりますので、再度ライセンスキーの発行手続きを行ってください。ライセンスの発行手続きはDo4K安心パック加入者は無償です。非加入者は1回5,000円の手数料を申し受けます。
OSを再インストールしました。ライセンスキーはそのまま使用できますか?
同じMacに同じバージョンのOSを入れなおしただけであれば、ライセンスキーは同一になります。MacやOSバージョンが変わった場合は、再度ライセンスキーの申請手続きを行ってください。以前のライセンスキーが不明の場合も、あらためてライセンスキーの申請を行ってください。
ライセンス登録を行い、ライセンスキーの入力を一度は実施したが、後日またライセンスキー入力を求められました。
使用するユーザ(OSにログオンするユーザ)が変わると、ライセンスキーの入力を再度求められる場合があります。ユーザを変更した場合は、お手数ですがあらためてライセンスキーを入力してください。
Thunderboltの拡張ボックスを持ち運んで複数台のMacでボードを共用したいが、ライセンスは一本でよいですか?
ライセンスはMac 1台ごとに必要となります。ご利用になるMacの本体の数だけ、DoテロップDuoをご購入いただき、それぞれライセンス登録をしてください。
●使い方に関して
Thunderbolt拡張ボックスを再接続後はどのような操作が必要ですか?
Macを再起動する必要があります。
●動作がおかしい?
映像出力が出ません。
映像出力が出ないというのは、モニタで信号が検出されない状態(No Sync)でしょうか。それとも黒映像が出ている状態でしょうか?
■No Syncの場合
以下を確認してください。
・Do4K用入出力ボードと出力装置の間の映像ケーブルが正しく接続されているか
・拡張ボックスとMacとの間のThunderboltケーブルが正しく接続されているか
・拡張ボックスの電源が入っているか
・Thunderboltを上下逆に挿していないか (Thunderbolt2コネクタの場合のみ)
・Macを再起動してみる
・Thunderboltの挿し口を変えてみる(Mac側、拡張ボックス側)

■黒映像が出ている状態の場合
Do4K用入出力ボード用のソフトウェアが正しくインストールされていない可能性があります。マニュアルに従って、一度ドライバのアンインストールを行い、あらためてインストールを実施してください。
それでも回復しない場合は、Do4K用入出力ボードの故障の可能性があります。
サポート窓口にご連絡ください。
Macが起動しません。
Thunderbolt拡張ボックスを使用している場合は、一度ケーブルをはずして起動してください。
■Thunderboltケーブルをはずすと正常起動する場合
再びThunderboltケーブルを接続して起動を試してください。その際、Thunderboltケーブルの差し込みの向きに気をつけてください。機種によっては、ケーブルが逆向きに挿せてしまう場合があり、そうするとMacが起動しなくなり、最悪の場合は機材の故障につながる恐れがあります。(Thunderbolt2コネクタの場合のみ)

それでも回復しない場合は、ボードの故障の可能性があります。サポート窓口にご連絡ください。

■Thunderboltケーブルをはずしても起動しない場合
一度Macの電源ケーブルをはずして、しばらくおいてから再度起動してください。それでも回復しない場合は、Mac本体の故障かHDDの破損が疑われます。Macをご購入いただいた代理店にご相談ください。
出力映像が乱れます(画面が流れて見えます)。
以下の確認をお願いします。
・Do4Kのシステム設定ウィンドウを表示して、入力している映像信号のフォーマットと、Do4Kの映像フォーマット設定が一致しているかどうかを確認してください(60/59.94、映像フォーマットの種類など)。
・GenLockの設定を確認してください。
「Q:同期がとれません(GenLockがかかりません)」の項を参照してください。
・Macを再起動してみる
・Thunderboltケーブルを上下逆に挿していないか
・Thunderboltの挿し口を変えてみる(Mac側、拡張ボックス側)

それでも回復しない場合は、ボードの故障の可能性があります。
サポート窓口にご連絡ください。その際、出力映像をデジカメなどで撮影した写真をメールでお送りいただくと、お客様への確認回数が減り解決が早まります。
出力映像が乱れます(出力映像に星状のノイズが入ったり、線状のノイズが入ったりします)。
以下の確認をお願いします。
・Macを再起動してみる
・SDIケーブルを抜き差ししてみる
・SDIケーブルを交換してみる
・Thunderboltケーブルを抜き差ししてみる

それでも回復しない場合は、ボードの故障の可能性があります。
サポート窓口にご連絡ください。その際、出力映像をデジカメなどで撮影した写真をメールでお送りいただくと、解決が早まる場合があります。
ボードが認識されません。
以下の確認をお願いします。
・Thunderboltケーブルの接続(ケーブルを逆挿ししていませんか?)
・Thunderbolt拡張ボックスの電源の入れ直し
・Do4K用入出力用ボードのソフトウェアをインストールしてますか?(インストール済みの場合は、マニュアルの手順に従って一度アンインストールしてから、再度インストールしてください)
・Mac OSのバージョンが古くありませんか?(動作確認済み環境を参照してください。)

それでも回復しない場合は、ボードの故障の可能性があります。サポート窓口にご連絡ください。
同期がとれません(GenLockがかかりません)。
大きく分けて3つの原因が考えられます。
(1) 設定間違い
Do4Kシステム設定ウィンドウの信号の設定が入力信号の種類と合致していない可能性があります。GenLockの設定を正しく設定し直してください。
(2) 信号の位相差が大きい
リファレンス信号と映像信号の位相差が大きすぎると、GenLockの引き込みの限界を超えてしまい、GenLockがかからない可能性があります(1/4ライン程度のずれまではロックできます)。位相差が大きくならないよう、信号系統の見直しをお願いします。
(3) ボードの故障
(1), (2)とも問題なかった場合、ボードの故障が疑われます。サポート窓口にご連絡ください。
Do4Kのダイアログが表示されません。
Do4Kのダイアログは閉じるボタンを押すと画面から消えます。誤って閉じてしまった場合は、ファイルメニュー - 自動実行 - Do4K... を選択すると再表示することができます。なお、そのメニューが見つからない場合は、プラグインが正しくインストールできていない可能性があります。マニュアルをご参照のうえ、インストールが行われているかご確認ください。
Macがスリープから復帰したあと、SDI出力やプラグインの動作がおかしいです。
本システムはMacのスリープには非対応です。OSの設定でスリープを無効にして使用してください。
オートOnにチェックを入れている状態で操作しているが、出力が自動更新されません。
オートOnで自動更新されるのは以下の操作のみです。
・レイヤー操作画面での操作
・編集対象の画像の切り替え
・レイヤーの可視状態変更
アクションで「Do4K出力」を操作(レイヤー更新等)しても、ダイアログが表示されるだけで機能が実行されません。
登録したアクションの「ダイアログボックスの表示を切り替え」の設定がOnになっていないか確認してください。「ダイアログボックスの表示を切り替え」の設定方法については、お使いのPhotoshopのマニュアルをご覧ください。
Photoshopでテロップのファイルを開くと、保存前に比べてテロップの見た目が変わって見えます(テロップが微妙に太くなったり細くなったりして見えます)。
Photoshopでテキストレイヤーを含む画像を作成し、それを保存して開き直した 際に、テキストのエッジ部分の画素値が変化してしまい、見た目が変わって見える 場合があるという現象が報告されています。この現象は、Photoshopで保存済みの ファイルを開いたときにのみ発生するようです。

この問題が発生した際は、Photoshopのレイヤーパネルで任意のレイヤーの非表示・表示を一度切り替えると、それ以降は正しい画素値で表示されます。
また、Photoshopのカラー設定を以下のように変更することで、この現象は発生しなくなることが確認されています。
    「編集」メニュー -「カラー設定...」でカラー設定ダイアログを開き、その中の「高度なコントロール」の「テキストカラーブレンド部分をガンマ補正」のチェックを外す。
【現象を確認したPhotoshopのバージョン】
 Photoshop CS6 〜

【実際に問題が発生するパターンの例】
  1. Photoshopでテロップを作成し、Do4KでSDI出力。作成したテロップはPSDファイルとして保存しておく。
  2. 後日、番組の手直しが必要になり、「1」で保存しておいたテロップをPhotoshopで開き、テロップには一切変更を加えずにすぐにDo4KでSDI出力する。
    ⇒すると以前に比べてテロップが 微妙に太く(細く)表示されてしまう。
Premiere ProでHDRのファイルを開くと、輝度や色が変わって見えます。
Premiere Proのバージョンによっては、静止画読み込み時に「放送用HDR」という機能により強制的にSDRからHDRの変換が行われます。
Do4KでHDR変換したテロップを読み込むと、二重にHDR変換がかかってしまい、輝度や色が意図と異なる結果となります。
現状、この機能を無効にする方法は判明していません。該当バージョンのPremiere Proをご利用になる場合、Do4KからはSDRのファイルを出力してご利用ください。その際、HDRのゲインをPremiere Pro側であらためて設定する必要がありますのでご注意ください。

【現象を確認したPremiere Proのバージョン】
 Premiere Pro ver.14.4以降
Premiere ProとDo4Kでアルファ合成の結果が異なって見える
Do4Kはリニアカラーでの合成には対応していないため、合成結果を一致させるためには、Premiere Proの「リニアカラーで合成」はOFFで使用してください。
Premiere Proで以下の設定を行うと、リニアカラーでの合成がOFFになります。
「シーケンス」メニューから「シーケンス設定」を選択し、「シーケンス設定」ダイアログの下のほうにある、「リニアカラーで合成」チェックを外してください。

お問い合わせ

Do4Kに関するお問い合わせは、販売パートナーの エルグベンチャーズ(Tel:03-3760-8161)にお問い合わせいただくか、bug-inquiry@bug.co.jpまでお願いします。

*)Apple、Mac、Mac OS、Mac mini、Mac Proは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
*)Adobe 、Photoshop、Premiere Proは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
*)Thunderboltは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
*)記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。