Do4K
Photoshopに放送用HDR向け輝度・色域変換機能を追加したテロップシステム

Do4Kは、Adobe Photoshopを利用した4Kノンリニア編集でテロップ入れ工程を短縮するシステムです。


4K HDR制作には、
こんな リスク が潜んでいます。

01

・テロップ数が多いためLUT※1をあて忘れてしまった!
・HDR規格が難解なためテロップ入れをどうしたら良いか不透明なので、感覚に頼ったテロップ制作をしてしまっている。


※1 LUT : 入力色データに対応する出力色データを参照する対応表のこと。用途に合わせソフトウエアなどで提供されています。
02

・デザインテロップで色調整、輝度調整が思うように進まず、作業が停滞。
・試写段階で、テロップ調整が何度も入ってしまった!レンダリング前のテロップ確認手段がない。

03

・一体化制作※2において、テロップのデザインは同じなのにHDR/SDRで2度の制作。
作業効率が上がらない。


※2 一体化制作:2Kコンテンツと4Kコンテンツの2つの制作を必要とする形態。近年では、2K SDR、4KHDRの制作が多くなってきています。

ヒューマンエラー、スケジュール超過、編集コスト増大
などのリスクが内在

これらリスクを大幅に軽減するのが Do4K です。

[01の解決策]
HDR自動変換機能

SDR/Rec.709で作成したテロップをHDR(HLG)/Rec.2020に自動変換します。
輝度を任意に設定することができます。

HDR自動変換機能図

point!

人に依存せず、容易にHDRテロップを作成することができます。



[02の解決策]
合成機能

SDR/Rec.709で作成したテロップをHDRの背景とリアルタイム合成し、4Kでのプレビューができます。

ファイルベース合成機能

※ノンリニア編集装置からのSDI信号による合成も可能です。


point!

レンダリング前にテロップを確認することができます。

TIPS
ノンリニア編集機(NLE)による映像編集とAdobe Photoshopによるテロップ作成を並行作業できるので、作業時間が短縮されます。
ファイルベース合成機能
カラコレ:カラーコレクション 明るさや色味を修正する作業です。



[03の解決策]
HDR・SDR同時ファイル出力機能

HDR、SDR用のテロップファイルをワンクリックで同時生成することができます。
また出力フォルダ、出力ファイル名の事前指定も可能です。


サイマルファイル出力機能
point!

SDR/HDRの一体化制作で効率的なテロップ制作を行うことができます。

TIPS
解像度の変換はAdobe Photoshopのバッチ機能を使って行うと効率的です。


do4klite soho

Do4K Ver.3では、テレワーク環境を実現するソフトウェア「Do4K Lite SOHO」(1製品に3ユーザまで利用可能)をバンドルします。

●編集室を占有して行われていたテロップ制作が自宅やリモートオフィスなどSOHO環境でも作業できるようになります。
●HDRテロップ制作作業と編集室でのチェック・レンダリング作業との並行作業が可能になりますので、テロップ制作作業者の業務環境の向上と同時に、編集室の効率的な運用を実現します。
●SOHO環境での作業時に持ち出すのはテロップ指示書のみなので、貴重なコンテンツの流出を防ぎます。
Do4K Lite SOHOイメージ図


point!

場所にも依存せず、容易にHDRテロップを作成することができます。



システム全体図

Do4Kシステムは、ノンリニア編集システムから背景をファイルまたはSDI映像として受け取り、背景に合わせたテロップを作成し、ノンリニア編集システムにファイルとして渡すシステムです。

Do4Kシステム図

システム構成図


システム構成図

ハードウェア環境(Do4Kのみ)

Mac Mac mini (2018) Core i7 3.2GHz 6コア以上、メモリ16GB以上
Mac Pro (Late 2013)  Xeon E5 3.2GHz 6コア以上、メモリ16GB以上
HDRモニタ EIZO ColorEdge CG319X
Thunderbolt拡張BOX お問い合わせくださいさい
※ 上記以外のMacや周辺機器の動作については、動作確認等が必要となります。詳細は販売パートナーにお問い合わせください。

Do4K Lite推奨環境

Mac CPU:Core i7 3.2GHz 6コア以上、メモリ:16GB以上
※ 上記条件を満たすすべてのMacでの動作を補償するものではありません。

ソフトウェア環境

MacOSバージョン Adobe Photoshopバージョン Do4Kバージョン
ver.3.0.0 ver.2.0.0 ver.1.0.0
macOS Big Sur (v11.*) Adobe Photoshop 2021 (バージョン 22.0)
macOS Catalina (v10.15) Adobe Photoshop 2020 (バージョン 21.2) ×
Adobe Photoshop 2020 (バージョン 21.1.3) ×
macOS Mojave (v10.14) Adobe Photoshop CC 2019

○:動作確認済み −:動作確認中 ×:動作しません (赤字は2020/11に更新)

故障時の対応などアフターケアも万全「安心パック」

<主な特長>

・ボード故障時に代替ボード先出し!
・ソフトウェア無償バージョンアップ!

日々の運用をバックアップする安心パックをご用意しています。
万一Do4K用入出力ボードが故障した場合に、代替ボードの先出し対応を行います。これにより、運用が止まってしまう期間を最小限にとどめることができます。  
このほか、バージョンアップ版ソフトウェアのご提供、ボード修理時における基本料の割引、ボード交換修理時の特別価格による提供など、さまざまな特典があります。

※ Do4Kの導入時には、安心パックの初年度費用が含まれています。


DoテロップDuoとの違い

Do4KとDoテロップDuoの機能の違いは、以下になります。詳細は、販売パートナーまでお問い合わせください。

機能 Do4K ver.3.1.0 DoテロップDuo

ノンリニア編集向け機能

HDR変換 ○ ※1 ×
HDR・SDR
同時ファイル出力
○ ※1 ×
合成機能 ○(4K/2K) ○(2K)
リニア編集・ノンリニア編集共用機能

キャプチャ

× ※2 ○(2K)
ロール × ※3 ○(2K)
リニア編集向け機能 FILL/KEY出力 × ○(2K)
※1 4K/2Kなど、解像度によらずご利用いただけます。
※2 ノンリニア編集ソフトの書き出し機能をご利用ください。
※3 Adobe After Effectsによるレンダリングをご利用ください。



■ お問い合わせ

Do4Kに関するお問い合わせは、販売パートナーにお問い合わせいただくか、 bug-inquiry@bug.co.jpまでお願いします。

■販売パートナー

販売パートナーは株式会社エルグベンチャーズ(Tel:03-3760-8161)です。

■ サポート

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*)Adobe 、Photoshopは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
*)記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。